高齢者の三大骨折と言われているのが「大腿骨頸部骨折」(股関節)「橈骨遠位端骨折」(手首)「脊椎圧迫骨折」(背骨の骨折)です。
大腿骨頚部骨折(股関節の骨折)では折れ方によっては人工関節を入れる必要があります。人工関節を入れると正座やかがみ込みが出来なくなってしまいます。股関節脱臼に注意しなければならず生活に不自由さが出てきます。
骨折の要因の一つは骨粗鬆症(骨が脆くなってくる)です。
そもそもなぜ年齢を重ねると骨が脆くなってくるのか、、
それは食事の乱れなどによる栄養のアンバランスやホルモンの影響もありますが、運動不足も大きな要因の一つです。
ではなぜ運動不足になると骨が脆くなるのか。
骨の中にも血管が通っていて血液が流れることで栄養を補給しています。
運動により骨に刺激が加わると、骨にたわみができます。たわみ→戻る→たわみ→戻るこれが繰り返されることで骨の中の血流が促進され、栄養が運ばれて骨が強くなっていきます。
また、大きな骨折の原因は「転倒」です!
転倒の原因は年齢や運動不足による筋力の低下、バランス能力の低下であったり、ちょっとした段差につまづいたりして転倒することが多いです。
また、骨折は高齢者だけでなく、若年者でもスポーツや事故などで骨折する事も多くあります。
膝関節や足関節の骨折も多く、多くはボルトを入れて骨を固定します。
このような手術は日常生活ができる様になっても、関節の可動域制限や違和感が残っていたり、筋力がしっかりと戻っていなかったりします。
特に足関節においては背屈制限(足が曲がる角度が制限)がされる事が多く、しゃがみ込みが出来なくなってしまう事が多くあります。
この様な骨折の後遺症は治療までに時間がかかり、期限が来てしまうと病院では最後まで見ることが出来ない事があります。
その様な際にはぜひ当院へお越し下さい!
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